
宅浪を始めようという人と宅浪で多浪になってしまった人は見よ!
”宅浪と多浪(結構多い!?)”でも書いたが、宅浪は予備校に通う一般的な受験生のメリットの一つである、
受験勉強に必要な期間を縮める
っていう面で後れを取っている。
もちろん、スタディサプリのような映像授業で学べば、ある程度その差を埋めてくれるであろうが、やっぱり不利である事は否めないであろう。
だから、予備校や塾が存在するのである。
浪人期間を先に決める事の弊害
自宅で宅浪で医学部受験する!って考えた時、幾つか覚悟しないといけない事がある。
その一つが、
予備校に通うより受験期間を要する!
傾向にある。
達成にかかる期間は人それぞれ
世の中、往々においてトレードオフになる事が、多い。
受験費用などの金銭的な面でメリットを受けようと思ったら、どこかでデメリットを受けないと、いけない。
その一つが、
時間
で、ある。
現在の医学部受験に必要な学力を構築するのに必要な期間は、一部の例外的な人を除くと、
完全に独学での宅浪では、
一年の受験勉強での合格は困難
で、ある。
当然、受験勉強を始めた段階での学力にもよるが、何か特殊な能力でもない限り、
1年間での
受験スケジュールは
たてない方がいい
のである・・・
きつい表現になるが、医学部合格を目的とする宅浪において、一年未満での宅浪は例学的なアドバンテージが無い限り、成功しないって言いきって言い。
自身の学力の向上を考慮し、完全に独学の宅浪であれば、
実際の受験に対応できるような
発展的な段階に入ってから一年ぐらい必要!
って見ておいた方がいい。
大手予備校のマーク型模試で8割行かずに悶え苦しんでいるようなら、まだ、基礎レベル・応用レベルにいるって自覚した方が良いであろう。
宅浪と予備校での浪人のトレードオフ
このサイトを読んでいる読者様であればわかるであろうが、宅浪のメリットは浪人にかかる費用が年間数十万円以内に収まるって事で、デメリットは浪人期間が長くなるって事が大きい。
この逆が、医学部予備校などに通う事のメリット、デメリットと考えていいかもしれない。
ので、宅浪を選択するっていう時点で、
浪人費用のメリットを受けている以上、
浪人期間が長くなるデメリットを受ける覚悟
が、必要である。
費用と浪人期間のいいとこどりが理想ではあるが、そんなものは一部の例外的な人以外は非常に困難である。
現実的な受験スケジュール
では、現実的なスケジュールは?って事になるが、あくまで犬の偏見ではあるが、特別な能力が無い一般的な宅浪の受験生であれば、
最低2年
で、スケジューリングをした方がいい。
本当に、何か他の人と異なる圧倒的なアドバンテージが無い限り、1年未満の独学で医学部合格はほぼ見たことが無い。
もちろん、推薦入試やAO入試などによる、筆記試験能力に大きく依存しない一発逆転のある入試なら、当てはまらない件はしばしば経験ある。
そうでないなら、基礎~応用レベルが終わってから、やっと受験について考えられる!って思った方が良いよ。
現代の偏差値65以上のレベルを要求される医学部入試は基礎~応用レベルで太刀打ちできるレベルではない。
厳しい言い方だが、受験費用を捻出できないっていう面は、浪人期間の長大に繋がる。
選択するのは自身であるので、その後の覚悟は必要である、と犬は思う。

完全に独学での宅浪を決定した時点で、特別なアドバンテージが無い限り複数年の浪人生活を覚悟せよ!

基礎~応用的な内容の勉強にどのくらいの期間が掛かるかは、人それぞれであり、個人差が大きい

実際の受験に対応する発展的な内容に入れるようになってから、半年はかかる

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【独学での受験勉強】宅浪序盤のスケジュール(何を基準とするのか!?)
に続く・・・