
応用レベルに達した受験生の勉強スケジュール
前回の”宅浪序盤のスケジュール(何を基準とするのか!?)”の続きである、宅浪中盤のスケジュールで、ある。
あくまで、我が召し使いが、予備校や家庭教師をしていた時の基準、特に家庭教師をしていた時の基準で、考察していく。
何故か?それは、完全に独学の宅浪なら、
特別な理由が無い限り絶対利用しないといけない
スタディサプリのような映像授業
は、家庭教師や個別指導のように、
受験ペースの柔軟性
がある。
これは、集団講義に対する大きなメリットである。
一般的な受験生に比べ、不利になりがちな宅浪の予備校生は、このメリットを受益しない手はない!

宅浪中盤のスケジュール
この段階で学ぶのは、実際に入試で出題されるような問題を解く、
応用レベル
の学習が主となる。
応用レベルの勉強の内容
この段階の勉強は、講義を受ける事が主であった基礎レベルの勉強と比べ、問題演習の割合が多くなる。
講義の内容も我が召し使いであれば、入試で頻出のパターンや、受験テクニック的な内容の講義を行っていた。
応用レベルの勉強のペースメーカー
やっぱり、我が召し使いが家庭教師を行う時には問題集を併用する事が多かった。
ので、宅浪の受験生が基準とすべきものの一つが、
問題集
で、あろう。
もし、完全に独学で宅浪の受験生で、どんな問題集が相当するのか分からないのであれば、”宅浪の為の問題集(難易度が重要!?)”の一連の記事で扱っているので、参考にして頂けると幸いである。
問題集によるスケジュール管理
では、どのように応用レベルのスケジュール管理を行うかというと、
応用レベルの講義を行っている時、
講義の該当分野の応用レベルの問題集の問題を
課題として出していた
この時、
ちょっとでも、基礎知識に怪しい所があれば、
基礎の講義に戻ろう!
で、ある。
ので、宅浪中盤の行う勉強は、
基礎知識の抜け
を確認する手段でもある。
受験中盤にかかる期間
我が召し使いが散々受験指導をしてきた経験上、応用レベルまで達してくれれば、大体ではあるが、
半年から一年
ぐらいで何とかなってくれる事が多いかな。
基礎レベルと違い、その科目全体の基礎知識は入っているはずなので、基礎レベルの学習時とは違い、極端に期間が長くなる事は少ない傾向になる。
前に戻る事を恐れない事が重要
これは宅浪序盤の時と同じで、自分の理想通り進められない事を恐れてはいけない。
応用レベルの演習で、全く手がつかなかった時には、一旦、その分野とそれより前の分野の基礎講義に立ち戻る事が重要である。
問題が解けるのには理由があり
問題が解けないのにも理由がある!
ある問題が解けないのは、その問題を解くのに必要な”何か”が足りていないのである。
それは、大抵、その問題の分野より前で学ぶような知識の抜けである事が多い。
自分に足りない、”何か”が受験生自身で自覚しているなら別だが、大抵わかっていない事が多いね。
ので、もしスタディサプリのような映像授業を受けているのであれば、応用レベルを一旦中断してでも、基礎レベルの講義や演習に立ち戻り、
その分野の応用レベルの問題が、
確実に解けるようになるまで
次に進まない!
覚悟も必要であろう。
よって、どのくらい基礎レベルの知識が曖昧であるかに依存するが、受験の中盤には大体半年はかかるって見ておいた方が良いであろう、と、犬は思う。

受験中盤の勉強スケジュールは、その段階まで達すれば、半年から一年ぐらいかかる

だが、個人差も大きい

また、基礎レベルの知識での抜けがありそうなら基礎の講義に立ち戻る事も必要!

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【独学での受験勉強】宅浪終盤のスケジュール(ここまでくれば医学部合格は目前!?)
に続く・・・