
自分の達成度や状況によるおすすめの問題集の選び方!
勉強する上での作業を大きく二つに分けると、
必要な知識を自分に取り入れる
インプット
と、
自分の知識や考えを答案に表現する
アウトプット
が、ある・・・
一般的な講義は前者にあたり、問題集などの問題演習は後者に当たる。
もちろん、綺麗にばっくり二つに分かれる訳では無く、その日学んだ事を定着させる為に問題演習を行うって事も多いので、インプットを促す為の問題演習っていうのも、ある・・・
正直、この記事は、
どうしても演習不足になりがちな映像授業をメインに据えた
完全に独学の宅浪の為
っていうのが半分ぐらいで、ある。
宅浪の為の問題集の選び方の指針
これは、別に宅浪だからって訳では無く、自習用に用いる問題集の選び方である。
参考書や図説などのように一つの物をずっと用いるのとは違い、レベルや状況に応じて色々な物を利用する事になる。
あくまで、犬の個人的な意見ではあるが、同じ問題集を何回もやるのではなく、自分の受けている講義の内容や学力の進度に応じて、どんどん新たな問題集をやりましょう!って考えている。
状況に応じて複数の問題集を行いましょう!って考えだ。
ので、”お気に入り”の一冊を勝手に上げた”宅浪の選ぶべき教材(紙の教材は!?)”や、“宅浪の選ぶべき教材(英単語帳・辞書・図説などなど)”ではなく、独立した記事とした。
まあ、映像授業のデメリットの後に、その解として書こう!って考えたのもあるけど。
と、いう事で、犬的問題集の選び方!を書いていく。
1:基礎レベルの講義を受けている時の問題集
この段階で用いる問題集の主要な目的は、
講義で学んだことの確認・定着
で、ある。
よって、難問を知恵を絞って解く、というよりは、講義で習った公式などを実際に使ってみて、ちゃんと覚えて使えるかを確認しよう!ってのが主な目的になる。
ので、ここで用いる問題集は、
単元ごとに分かれていて、
問題量が多すぎず、
問題が難しくない
物を選ぶと良い。
あくまで、メインは講義である!講義を受ける進捗状況に差し障るような内容の問題集を用いるのは、賢い選択とは言えない・・・
2:応用的な内容の講義を受けている時の問題集
この段階で用いる問題集の主要な目的は、
講義で学んだことを生かし、
入試で出るような実践的な問題を
試行錯誤しながら解く
事である。
よって、入試で出るようなある程度の難問を、講義で習った知識を用いて如何に対処していくか?が主な目的となる。
ので、ここで用いる問題集は、
単元ごとに分かれていて、
入試問題もしくは入試問題に準じたレベルで
かつ
問題の種類の網羅性の高い
物を選ぶと良い。
勉強が進むにつれて、だんだん内容が講義から問題演習へシフトしていく事になる。
講義で習った内容を用いて、大学入試でよく出る出題パターンの問題に一通り触れておいて、問題パターンと解法パターンを対応させていく!ってのが応用的な内容の講義の目的でもある!
3:大学別対策などの発展的な講義を受けている時の問題集
この段階で用いる問題集は、
自分が受ける大学の出題傾向や、
出題難易度を確認する
実際に時間内に解いて
どの程度得点できそうか?
を、知る事である。
よって、実際に出題される形式で解いて、自分が何をどれくらい解答できるか?って事を把握する事が主な目的である。
ので、この段階で用いる問題集は、
入試過去問題集や
センター試験過去問集や
共通テスト実践問題集
など、実際の出題形式と同じ、もしくは出題形式に準じた物を用いているものを選ぶと良い。
この段階まで来ると、講義よりも演習がメインとなっているであろう。
この段階で鍛え上げた、答案作成能力をもって実際の受験に挑むので、ある。
問題集の選び方の大きな指針は以上の通りである。
次回以降は、具体的な科目毎の問題集をあげていこうかと思う。
基本的には、一般的な国公立の医学部を念頭においた選択である。
で、考察していく。

問題集は、自分の講義レベルと進度に合わせて選ぼう!

基礎レベルなら、単元ごとに分かれている・問題数は少な目・易しめのもの

応用レベルなら、単元ごとに買われている・問題の網羅性の高いもの

発展レベルなら、実際の過去問か、実践問題集など、入試形態に準ずるもの

次の記事
【医学部入試】英語のお勧めの問題集(プロのおすすめ!?)
に続く・・・