自分で全て決めていかないといけない
いきなりヘビーな題材である・・・
予備校・家庭教師派遣などの裏方業務を担ってきた、我が召し使いであるが、
完全に独学での宅浪の失敗者
の、相手をする事も多かった・・・
すごく多いって訳では無いが、結構いる。
結構いるって事は、成功率は低そうであろうという事は想像に難くない・・・
完全に独学で宅浪をするリスク
失敗するリスク
具体的なデータを取り切った訳ではないので、確実な事は言えないが、東大・京大や早慶・医学部といった、
難関大学・難関学部を目標とした
宅浪の成功率は、
1割程度であろう・・・
大多数の独学の宅浪生は、途中で予備校に通うか、家庭教師を頼むか、
受験自体を諦めている
のである・・・
完全に独学での宅浪は、かなり高い失敗のリスクを抱えている事を覚悟しないといけない・・・
時間に対するリスク
プロ講師について学ぶメリットとして、必要な知識を最短で学べる!って事もある。
どうしても、
受験のシロウトである、
宅浪の受験生では、
無駄の多い勉強を行っている!
傾向が強い。
よって、予備校に通う・プロ家庭教師に頼むのであれば、なるべく時間や労力の無駄やリスクを避けた学習法を指導してくれるであろうが、完全に独学での宅浪であれば、時間や労力のリスクを背負う事になる・・・
ので、プロに学べば一年で結果が出た所が、独学だと2年3年掛かってしまう・・・って事になるリスクが、ある。
受験校決定のリスク
プロ講師や予備校で学ぶメリットは、勉強面だけでなく、
受験校の選択の仕方や、
受験日程の組み立て方
などを、教えてくれる。
受験を乗り切るには、単純な学力だけでなく、どの大学をどのように受けるのか?といった戦略も必要である!
小論文・面接対策に対するリスク
医学部入試であれば、小論文や面接を課されるのが普通である。
これらも、対策しているか対策していないかで、大きな差が出てくる・・・
その割には、小論・面接対策を軽んじる受験生も少なくない。
そのような側面に対して、しっかりと介入してくれる予備校などのプロがいてくれればよいのであるが、宅浪では自身で何とかしていかないと、いけない・・・
ので、スタディサプリなどの小論文対策などで、自発的に対策を取る必要が、ある。
生活リズムに対するリスク
完全に独学の宅浪であれば、特に授業時間に囚われる事は無い。逆に言ってしまうと、いつ勉強しようと文句を言われないし、いつ起きてもいいって事になる・・・
実は、
これが完全に独学での宅浪の、
最大のリスクであろう
生活リズムが崩れるのは、本当にヤバイ。マジでヤバイ。
だからこそ、犬は、睡眠の重要性をアホみたいに何度も言っているのである。
逆に、決められた生活習慣をきちんとこなせる習慣が身についているのであれば、半分ぐらい成功したも同然である。ちょっと言い過ぎか?
メンタル面に対するリスク
一人で勉強していると、上手く行かなかった時などに考え込んでしまい、鬱状態になってしまう事もある。
こんな時に、悩みを聞いてもらうって程では無いにしても、雑談に乗ってくれる友人などが居れば、精神的にだいぶ楽になる・・・
ので、完全に独学での宅浪は、何が起きても動じない、強いメンタルが必要である。
もし、精神的に挫けてしまった時には、そのまま数年無駄にしてしまうって事もありえる・・・
完全に独学で宅浪をする覚悟
覚悟、で、ある
今まで、宅浪のリスクを延々と書いてきたので、それらを自身で解決していく覚悟が必要である。
完全に独学での宅浪は、費用面でのメリットは非常に大きいが、
全てのリスクを
自分自身で解決していく
覚悟が必要!
で、ある。
まあ、このリスクの一部を担ってくれるのが、プロって言ってもいいのではあるが。
どのような選択肢を取るのであれ、最終的な結果に対する責任を負うのは、
自分自身である!
あなたの人生の主役はあなた自身であり、決して他の人ではない。
もちろん、環境によっては、選択しえない状況もあるのであろうが、そこまで入って、
あなたの個性である!
よっぽどの事が無い限り、いい所も悪い所も、意思によって選択できる・できない環境などをひっくるめて、”あなた”の個性である・・・
その上で行動し、
結果に対して全て負うのも、
自分自身で、ある・・・
これは、忘れては、ならないと、犬は思う。
完全に独学での宅浪は、リスクが多い!
それらのリスクを背負うのも、自分自身で、ある!
次の記事
宅浪をする人の属性(どんな人が宅浪を選ぶの!?)
に続く・・・