【医学部予備校の選び方】医学部予備校に通う(良い予備校と悪い予備校の違いは〇〇でわかる!?)

大学受験の選択に迷う犬

受験犬
受験犬

おすすめの医学部予備校?自分で判断できるよ!

 ここ最近、医学部予備校の新規開校が多い。

 多くなりすぎて名前も覚えきれないし、どれを選んだらいいのか困ってしまうのでは?と、犬は思う。

 もちろん、受験生や御家庭がその方針に合うような予備校を選べばよいかと思うが、その中でも「良い予備校」と「悪い予備校」の区別の仕方について説明していく。

 物事の「良い」、「悪い」は人の価値観によって様々であるので、ここでの基準は、

犬の子供がもし医学部に行きたい
と言った時に
行かせたい予備校かどうか?

と、させて頂く。

 まあ、親目線での予備校選びですな。

裏の裏まで知った上

での選択であるがな。

 見るべき所は以下の通り。情報が得やすそうな順で並べてみた。

医学部予備校を判断するうえで見るべきデータ

  1. 出版物
  2. 学費
  3. 合格者数
  4. 口コミ
  5. 講師・職員募集ページ
  6. 講師の定着率
  7. 職員の定着率

1:出版物

 まず1の出版物であるが、医学部予備校によっては医学部入試データ集を出版している所も珍しくない。

 このような出版物は、多くの場合その予備校にいる講師や職員が原稿を執筆しているので、出版物の内容を見ればある程度そこにいる講師や職員の力量を窺い知る事が出来る。

 と、言うより、そのような出版物を出版できるだけの力量を持った医学部予備校が限られているって見る事も出来る。

 ここで気を付けないといけないのは、出版していないからって悪い予備校である訳では無い!って事である。

 出版の為の金銭的なリソースや、職員や講師の時間的・労力的リソースを考えて出すだけの能力があっても出していない予備校もあるであろう。

 我が召し使いも、散々執筆させられたが、本当に面倒くさい・・・通常業務だけでも手一杯なのに仕事を増やされると、泣けてくる・・・

2:学費

 では、2の学費だが、これは高いか安いかを言っているのではなく、ホームページやパンフレットを見た時にかかる学費がわかりやすいかどうかである。

自分の選ぶコースの学費が

通年

でいくらかかるかが明瞭であるかどうかだ。

 もし、予備校に直接聞いても曖昧な返事しか返ってこない所は気を付けた方が良いかと、犬は思う。

3:合格者数

 次に、3の合格者数も、多い少ないを言っているのではなく、合格者の内訳がホームページやパンフレットにしっかり記載されているかどうか、明瞭に分けられているかどうかである。

 医学部入試は通常、推薦入試・AO入試・学資編入入試・一般入試があり、一般入試は一次試験と二次試験の二段階に分かれている。

 どの生徒が、どの入試形式で受かったのか?一般入試であれば一次試験までの合格なのか二次試験に受かった最終合格なのか?合格率は延べ数ではなく実際の進学者数で計算されているか?などだ。

 予備校に直接聞いても曖昧な返事しか返ってこない所は気を付けた方が良いかと、犬は思う。

4:口コミ

 4の口コミであるが、これは口コミを書いた人の偏りがある事を考慮しないといけない。全く同じ対象の口コミでも書く人によって内容は全く変わってくる。

 よって口コミの鵜呑みは危険である

 ・・・とはいえ、良い結果を出せる予備校には良い口コミが集まる傾向にはある。


 ではどこに注目するかというと、「お金」と「時間」、「合格実績」に関する悪い口コミがあるかどうかで、ある場合には気を付けた方が良い。

 あまり気にする必要が無いのは、「職員」や「講師」に対する良い口コミや悪い口コミで、あまり役にたたない事が多い。

 これらは人間関係があった上での判断なので、書いた生徒がたまたま相性が職員と良ければ良い口コミを書くであろうし、職員が不真面目で他の生徒に悪影響与える生徒を叱責した場合、その生徒に悪い口コミを書かれる可能性がある。

口コミなどこの程度である

 もし口コミを気にするのであれば、”自分と似た境遇の生徒・御家庭”の口コミに注目すべきである。

 現役生であればその予備校に通っていた現役生、浪人生で英語が苦手で英語をどうにかしたいのであればその予備校に通っていた英語の苦手な浪人生、といった感じである。

 そもそも受験生それぞれ色々な性格があり、色々な問題点を抱えているはずであるが、それらに合致する予備校を選ぶのには、やはり似た境遇の人の口コミが役に立つ。

5:講師・職員募集ページ

 5の講師・職員募集ページであるが、予備校のホームページに無くても外部採用サイト(塾ワーク塾講師JAPANなど)などに記載されている事が多い。

 これを見れば、おおよそ講師や職員の給料がわかる。

 これに何の意味があるのか?次にも繋がるが医学部予備校の職員や講師は他業種に比べ流動性が高い。特に講師は流動性が高い。

 よって、給料が安いと、いい職員や講師は集まりづらいし、いい職員や講師ほど他に流れていってしまう。

 ので、採用サイトの給料はそこにいる職員や講師の質のバロメーターとなりうる。

 同時に、常に募集をかけている予備校は人材不足である可能性が高いので、そのような側面からもある程度は判断できる。

6:講師の定着率

 6の講師の定着率であるが、講師の流動性が高いという事は、条件が悪いとすぐに他へ移ってしまうという事である。

 その時、
講師は同業界の他社(=他の予備校
に移る傾向が強い

 講師もいきなりいい仕事が出来る訳ではなく、経験の積み重ねの上にノウハウを築いて自分なりの講義を行う。

 よって講師の定着率の悪い予備校には、ノウハウの乏しい新人講師が多く、仮にその講師が育っても他の予備校へ移動してしまうので、おのずと講師の質も上がらない傾向にある。

7:職員の定着率

 7の職員の定着率であるが、職員が他へ移る時は他業界に移る事が多い。

 職員もいきなりいい仕事が出来る訳ではなく、経験の積み重ねの上にノウハウを築いて生徒対応するのは講師と同じである。

 ここが曲者で、
講師と違い、新たに予備校に入ってくる職員は
業界未経験っていうのが普通である

 予備校の色々なノウハウはそこに存在する講師や職員に積み重なっていくが、定着率の悪い予備校の職員にはそれまでの積み上げが無い・乏しい人しか来てくれないし、積み上がる前に他に行ってしまっては予備校も良くなることは出来ない、と、犬は思う。

受験犬
受験犬

良い予備校はホームページやパンフレットなどの色々なデータが明瞭である。特に学費と合格者数が明瞭である!

受験犬
受験犬

良い予備校は講師や職員の定着率が良い。採用サイトなどである程度は判断できる!

受験犬
受験犬

口コミは「お金」と「時間」と「合格実績」に関する悪評が無いか注意。但し口コミは信じ過ぎては危険!

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