家庭教師センターに頼むのと自分で家庭教師を探すメリット・デメリット！
ここいらへんの選択肢からこのサイトの本題となる自宅での受験対策となってくる。
犬も少々気合を入れて説明していく。
基本的に独学で学ぶが苦手科目のみプロ家庭教師に頼む
というやり方である。
あくまで犬の主観であるが、上手く利用出来れば映像授業を除けば最もコストパフォーマンスがいい選択肢であろうと思われる。
もちろん、どの程度プロ家庭教師に頼むのか？どのような目的で頼むのか？によって大幅に変わってくる。
本当に変わってくる。
この側面がリスクにも繋がる。
受験生・御家庭がリスクを背負って判断し選択していかないといけないが、情報が無い事には考えようが無いであろうし、判断のしようもない。
よって、ここでは知りうる限りの情報、一部は中の人であった立場からすると、あまり知られたくない情報も書いていこうかと思う。
家庭教師の選び方
まずはどのような家庭教師を呼ぶかである。
プロ家庭教師を呼ぶのであれば、一般的なやり方は3通りで、
家庭教師センターに依頼し派遣してもらうという方法と
掲示板から選ぶ方法と
個人的なツテで来てもらう方法
がある。
学生講師を呼ぶのであれば、大学の学生課や生協に頼むのが良いかとおもわれる。
学生講師
もっとも、大学受験を目的とせず学校補習を目的とするのであれば、
近くにある大学の学生課や
生活協同組合に大学生講師を派遣してもらう
のが最も安く依頼できるかと思われる。
実際に大学に行くなり、学生課に電話するなりしてどんな人に来て欲しいか？費用はどんなものか？ってことを説明すれば、結構、淡々と斡旋してくれる。
ちょっとお役所仕事だけど。
費用的には、医学部受験生相手の指導であれば時間単価3000円前後ぐらいかな。
我が召し使いが20世紀末あたりに学生だった時、医学部受験生相手に家庭教師をしていたが、時間単価5000円であった・・・
ので、学生講師のメリットは時間単価の安さである。
では、学生講師でデメリットは無いのか？
ここに関しては、学校補習であれば別に受験知識や大学毎の傾向などの知識は必要無く、学校の授業の質問に答えられれば良いので大学生でも大きな問題は無い。
もちろんプロ講師の方が教科の勉強や教え方などを深く研究してはいるが。
だが、受験生を指導するとなると受験知識や進路指導などが必要になってくる。
しかし、そういった知識や指導は、学生講師ではまず経験不足で無理である。
この側面が大きなデメリットになるし、プロ家庭教師を依頼する最も大きな理由でもある。
また、何かあった時のサポートは、一切無い事が多いのでその点は納得した上で利用しないといけない。
プロ家庭教師
プロ家庭教師を頼むメリットは、
医学部入試の知識と経験が豊富で、
的確な進路指導などを行ってくれる！
事である。
予備校などでの指導経験が十分あるプロ家庭教師であれば、
最強の援軍になってくれるであろう！
・・・ っていうか、医学部入試を家庭教師で乗り越えるなら、最低でも一人はプロ家庭教師を入れておかないと、厳しい！
家庭教師の選び方のメリット・デメリット
学生講師を頼むのに、大学の学生課や生協で頼む方法は扱ったのに、なんで家庭教師センターを扱わなかったのか？
なぜなら、
学生講師を依頼するのであれば、
大学の学生課や生協で頼むのがほぼ正解
といっていいからである。
でなければ、知り合いのコネで頼むのが良い。
じゃあ、プロ家庭教師は？って事になるが、こっちに関しては、学生講師の時の大学の学生課や生協っていった、ほぼ最適解が無くなってしまう。
プロ家庭教師の選び方
プロ家庭教師の頼み方としては大きく分けて、
予備校や家庭教師センターなどの業者経由
もしくは
掲示板や個人的なツテでの個人契約
で、選ぶことになる。
業者経由と個人契約の違い
これから先、予備校や家庭教師センターなどの業者と、個人契約の家庭教師の違いについて扱うが、絶対に肝に銘じておかねばいけないのは、
業者と個人契約の違いは、
「何かあった時」のサポートが有るか無いかである
重要な事なのでもう一回言っておく。
何かあった時のサポートが有るか無いかである！
・・・まあ、サポートしてくれればの話ではあるが。
・・・本当にサポートしてくれればではあるが。
まあ、極論ではあるが医学部予備校や家庭教師センターを用いる利点とは、何かあった時のサポートが有る事である。
指導ノウハウは？
じゃあ、予備校独自のノウハウとかは？という意見もあるかと思うが、一部の歴史がありしっかりとした予備校を除けば、ノウハウは予備校よりも講師側に積み上がる傾向にある。
医学部予備校に通う（良い予備校と悪い予備校の違いは〇〇でわかる！？）中で書いているが、受験のノウハウはベテラン講師の中に蓄積される傾向にある。
よって業者とは何かあった時の保険としての役割が強い。要は何かあった時の「安心」ですな。
業者のもたらす「安心」と費用
ただし、「安心」は高くつく。
何故か？
人間は「安定」や「確実性」を求める生き物であるからである。
「安心」を売りにする商品は、絶対とは言えないが、基本的に高くつく。だってみんな安心したいから、みんな買うからね。
国民健康保険などは除くが、色々な一般の生命保険は、期待値としては絶対にマイナスとなる。これは確率論的に払った額よりも得られる額の方が少ない事である。
当然である。この差額があるからこそ企業が活動出来るのであり、そこで働く人に給料が払えるのである。
では、何故、皆が保険を購入するのか？それは、何か問題が起きた時に手の打ちようのない最悪の状態にならない為である。
もし、がんにならなければ、がん保険は家計にとって負担以外の何物でないが、もし、がんになってしまうという最悪の事態の時には費用的な負担を軽減して治療に専念できる。
自動車保険であれば、事故などの何らかのトラブルにならない限り、家計の負担以外の何物ではないが、もし、事故などのトラブルにあうという最悪の事態になった時には費用的な負担を軽減してくれ、致命的な経済的な破綻を回避出来るようにしてくれる。
この最悪の事態で最悪の状態にならない為に保険を購入するのだ。
要は、何か無い限り、「安心」への投資は基本的に無駄となる。
もちろん、だからダメであると結論付けるのは性急である。
でも、高いのだ。特に教育業界は何かあった時の保障を考慮しても高いのだ。
特に受験業界はフォローの割には・・・
業界裏話！？
非常に生々しくあまり知られたくない裏話となるが、我が召し使いやお友達の例から費用の側面から見ていこうかと思う。
一般的なフリーのプロ家庭教師の時間単価は5000円くらいからが多く、我が召し使いであれば、非受験学年の学校補習で5000円から、医学部受験対策で10000円からで行っていた。お友達の講師仲間も大体このくらいであった。
普通2時間の指導になるので、一回の指導でこの額の2倍、10000円くらいからであろう。
基本的に交通費・コピー費などのすべての雑費込みである。
御家庭が払う一般的な医学部予備校の個別指導のコマと比べ大体半額程度から同等か、家庭教師センターの半額程度である。
さらに業者だと入会金や維持・管理費などが掛かる。
費用に関する細かな事はのちほど書くつもりであるが、かかる費用のざっくり半分は授業以外の部分に掛かっていると考えてよい。
要は、同じサービスを個人で探した時と業者を通した時だと大体2倍の費用差が生じ、この費用差が「保険」とも、言える。
この「保険」に価値を見いだせれば業者に依頼するのが良いかと思うが、中の人であった我が召し使いの本音としては、
一部のちゃんとやっている
医学部予備校と家庭教師センター以外、
御家庭の負担以外の何物でもない！
で、あるそうだ。
そもそも受験勉強を続けていく上で出てくる外因的なトラブルは、
- 人間関係のトラブル
- 授業のアンマッチ・講師のアンマッチにより学力が伸びないことによるトラブル
であるが、人間関係のトラブルが大きなリスクとなるのは集団講義の予備校に通った時である。
独学であればリスクは少ない。
授業のアンマッチ・講師のアンマッチは、完全に独学以外はリスクとなり、家庭教師を頼む時には大きなリスクになりえる。
特に御家庭がフリーのプロ家庭教師を頼む際の最も大きなリスクであろう。
だが、何らかのトラブルがあったとしても、一部のしっかりやっている予備校や家庭教師センターでないと、ほとんど何もしてくれない。
せいぜい代わりの講師をあてがうぐらいでそれ以上の事をしてくれる所は稀である。
しかも新たにあてがう講師も全く生徒のマッチングを考えない、たまたま時間の都合があったから、そんなのばっかりである。
我が召し使いも中の人であったが、何の専門知識もない・何も知らない職員が自分の立場を守るだけの「職員側の事なかれ主義」だけで回っている所もあったそうだ・・・
酷い話ではある。
ので、業者から頼むのであれば、しっかりした医学部予備校・家庭教師センターからにしないと、本当に無駄となる。
今回の結論は以下の三点である、と、犬は思う。
大学受験で家庭教師を頼むなら、家庭教師センターからプロ家庭教師に頼むか、掲示板から選ぶか、個人的なツテでプロ家庭教師を頼め！
家庭教師センターであろうが、医学部予備校であろうが、「業者」に依頼した時の御家庭の払う金額の半分は、何か問題があった時の「保険」と考えよ！
一部のちゃんとしている医学部予備校や家庭教師センター以外は「保険」の内容が費用に見合うとは言い難い！利用するならしっかり見極めよ！
