完全に独学(自宅で受験勉強の問題点は、勉強内容・生活習慣・あとは！？)

独学で大学受験で失敗する理由は！？勉強内容より〇〇！？

　大学入試の選択肢を大まかに解説していくつもりが長くなってしまった。ぼちぼちこのカテゴリーは終了させよう。

　とにかく、完全に独学は成功率が低い。驚くほど低い。

　数えきれない受験生達を見てきたが、成功率は、掛ける費用と正の相関関係がある。これは世の中の他の分野でも同じであろう。

　では、費用をなるべく掛けずに成功するには？と、なるが、これは、苦手な科目だけプロ家庭教師に頼み、後は独学(どんな人が合うの！？最強の頼み方は！？)で少し触れたが、要は、予備校などが提供する、普通の受験生が必要とする受験の為のサービスの一部を自身や御家庭で担う・もしくは「安心」の一部を諦める事である。

　どんな選択肢を選んだとしても、自身や御家庭がどの程度、金銭面以外の受験のサポートが出来るのかで、成功するかどうかが決まってしまう。どのような問題点に自身や御家庭が介入できるか？で、ある。これについては、のちのち細かく書くつもりであるが、ここでもざっくりと解説していく。

　まずは、勉強内容、である。

　これはどんな受験生も気にしているであろう。どんな教科のどの単元を授業で教えて貰おう！参考書で調べてみよう！で、ある。
　実は、ここで躓く受験生は少ない。完全に独学だと派手に躓く可能性があるが、そこはこのサイトの趣旨でもあるので、相互扶助出来るような環境を作れればいいなあ、と考えている。
　でも、多くの受験生がこの面を気にしている。逆説的だが、だから躓く人が少ないとも言える。もっと気にしないといけない所は他にもあるのにね。

　次に、生活習慣、である。

　よく、受験失敗談に書かれているから、このサイトを見ているような方々は気にしているであろう。
　現役生であれば、高校があるので派手に生活習慣が破綻する事は少ないが、浪人生は、しばしば派手に破綻する。しばしば、ではないな、かなり、だな。
　中学・高校と閉塞した生活をしてきた所で、高校を卒業し浪人することになりました、と。
　受験に失敗した時の危機感を持ち続けていられれば良いが、一般的な予備校に通うとなると、出席しようがしまいが、あまり干渉して来ない。予備校さぼれば完全にフリーダム！しかも、面白そうな遊びを知っている先輩多浪生もいるしね！
　・・・まあ、結果は予測できるであろう。大手予備校と医学部予備校の大きな違いは、生活習慣におもいっきり介入してくるかどうかであるとも言える。だから、医学部予備校は朝から晩までがっちり拘束してくるところが多い。「死んでも生活習慣を乱してなるものか！」その決意の表れが医学部予備校である。大げさか。
　とにかく浪人生には誘惑が多い。多くが思春期真っ只中である。異性に興味を持って勉強どころではない！っていう状況も、散々見てきた。まあ、どっちかが大学に受かると別れちゃう事が多いんだけどね。あとは、堕落した多浪生、他にもゲーム、スマホ、酒、車などなど・・・最近は、車に興味のある若者は少ないみたいだが。
　自分は大丈夫！と、のたまう現役生や4月上旬の浪人生たち・・・彼らはわかっていない。受験は長期戦、マラソンなのだ。
　今日一日頑張ろう！ってのは大抵の人が出来る。これは短距離を走るようなものだ。疲れる前にゴールに着けるなら、だれでも走り切れる。
　では、明日は？これも大抵の人が出来る。
　一週間後は？脱落者が出始めるであろう。
　一か月後は？ぽろぽろ脱落者が出るだろう。しかも、おあつらえ向きに、ゴールデンウイークなんぞが待ち構えている！
　半年後は？一年後は？・・・で、ある。

　もし自宅で大学受験をするのであれば、ここをどうにかしないといけない。余程例外的な人でもない限り、御家庭などからの生活習慣の管理のサポートなどが無いと、破滅が待っている。宅浪の失敗する理由の大きな部分を占める。

　あとは！？で、あるが、長くなっちゃったので次の記事で扱おう、と、犬は思う。