自宅で医学部受験(宅浪が向く人、向かない人！？)

宅浪で医学部を目指す・・・甘くはない

　やっと、このサイトの本題に入り始めた。自宅で医学部受験、で、ある。

　いきなりこのテーマに入らなかった・入れなかった理由は、この選択肢が甘くない事であるのと、他の選択肢をしっかり提示して納得の上で宅浪を選択して欲しいからである。

　声を大にして、言いたい。

受験勉強に不安がある、
特に生活習慣に
不安があるなら宅浪、
特に完全に独学の宅浪は
絶対に選択しては
いけない！

　以前から、我が召し使いは、そのキャリア・立場上、しばしば宅浪について聞かれることもあり、アドバイスを求められる事も多かった。
　無駄に大学受験指導の経験はあるので、その結果を知っていると、安易に宅浪は勧められたものではない。特に、完全独学の宅浪は。その中でも、医学部宅浪は。
　予備校勤めだと、宅浪の実数を把握する事は困難ではあるが、宅浪失敗で予備校に通う事になった受験生を見る事は少なくない。
　その状況を見ると、宅浪は辞めておけ！と、言わざるを得ない。

医学部受験を
成功する確率を
ちょっとでも
上げたいなら、
プロ家庭教師に頼むか、
医学部予備校行け！

　実際、ある程度までであれば、安心はお金で買えるのである。

　・・・でも、他学部の大卒で、医学部予備校に通えるほどのお金は無いけどやっぱり医学部行きたい・高卒で働いているけどやっぱり医学部行きたいっていう、苦学生もいる。人それぞれ事情があるわな。
　だが、目をそらさず、年間数百万～数千万円分のサポートを受けるライバル相手に、徒手空拳で戦う不利さを考えてほしい。
　しつこい、と、言われそうだが考えてほしい。自身の選択の結果、八方ふさがりになり、最悪の選択を取ってしまう受験生も、いる。

　とりあえず、苦手な科目だけプロ家庭教師に頼み、後は独学(どんな人が合うの！？最強の頼み方は！？)で書いてはいるが、生活管理・規則正しい生活を送れることに自身が無いのであれば、絶対に選択してはいけない。

　否定的な事ばっか言っているんじゃあねえよ！と、言われそうなので、肯定的な方も言わないとね。我が召し使いも働きながら独学で東京大学入ったしね。

　自宅で大学受験、宅浪で成功する人は、こういう能力があるのである。これは最低条件であり、あるから成功を保証するものではない。無ければほぼ失敗するであろうが。

毎日決められた時間に
決められた内容の
勉強を
規則正しく続けられる

　これが、最低条件であり、これをサポートしてくれる家庭環境がほぼ必須である。
　特になるべく朝型の生活を維持できるかどうかが、重要であろう。

　生活習慣をちゃんと維持できる受験生なら、見込みがあるかもしれない。

　学習内容がどう？とか、学力が伸びない？とかは、生活習慣の悪さに起因する事が多い。
　てか、半分以上はこのせい。

　残りはやり方を間違っているパターン。
　場合によっては”自分流の勉強”って奴が結構厄介だったりする。
　まあこっちはプロ講師なら簡単に矯正してくれる。
　受験戦略も、プロ講師なら立ててくれる。

　とにかく生活習慣に関する介入は、家庭教師を頼んだとしても介入しづらいのである。

　我が召し使いであれば、家庭教師を行う場合、浪人生相手であればなるべく朝に授業を行い、生徒がなるべく朝型になるようにさせているようではあるが。

　ここいらへんに心配があるのであれば、宅浪は辞めておけ！と、犬は言いたい。