内容によって使い方が異なる
勉強するのに、テキストや教科書・参考書や、社会や理科などであれば図説などの本を用いる事になるかと思うが、
それぞれ使い方が異なる
のである。
・・・当然と言えば、当然であるが。
テキストの使い方
多くの受験生が、予備校の授業やスタディサプリの授業などの教科書やテキストを用いているかと、思う。
一言で言ってしまえば、テキストは、
講義に沿って
知識を
関連性・前後関係で
一連の流れとして
並べた本
と、言えるであろう。
すなわち、講義で必要となる知識を、勉強する順番や関連性で並べた本である。
ので、テキストを見れば、講義がどのような順番で進み、どんな感じで教え、どこまで踏み込んで教えるのか?が、おおよそわかる。
順番と、教え方と、
どこまで踏み込むか?
だけ?
じゃあ、テキストって、講義を受ければ必要無いのか?っていうと、そんな事は当然ながら、無い。
講義におけるテキストの役割は、講義を受ける前の予習と、講師の説明や板書の一部を代替してくれる、という大きな役割がある!
ので、
しっかりしたテキストのある講義は、
受講前に予習を要求する事が多い
・・・講義を受ける前に、あらかじめある程度の知識はいれておいてね!っていう予習重視の授業スタイルの講師に多いね。
ので、
テキストのある講義は
テキストを用いて予習せよ!
あとは、講師としては板書が減らせるので時間と労力の削減に繋がり、地球に対して、とてもエコロジーでエコノミーでは、ある・・・
でも、生徒に覚えさせるって意味だと、テキストに書いてあっても板書した方がいいんだけどね・・・
ほんとに板書しないと生徒たちは覚えない・・・面倒では、あるが。
一部の気合の入った講師などは、
板書メイン
で、最低限のプリントのみ用い、テキストをあまり使われない方もいらっしゃるが・・・
このようなスタイルの講師は、予習よりも復習を要求するスタイルの講義を行う事が多い。その時には板書をうつしたノートがテキストの役割を果たす。
こんな感じで、テキスト一つ取っても、色々な背景が、あったりする・・・
テキスト依存度・板書依存度で、その講師の講義スタイルが予習メインなのか、復習メインなのか、が、おおよそわかる。
理想的には、しっかりとしたテキストがあっても、完全に板書するのがいいのだろうが、時間かかるし、疲れる・・・そんな昭和の犬で、ある・・・
参考書の使い方
参考書の用い方であるが、参考書は教科書やテキストと用い方が全く異なる。
参考書には、網羅的な知識が受験に必要なレベルを超えて記載されていて、かつ、授業での順番通りに必ずしも並んでいず、比較的知識毎に独立している傾向にある。
ので、
何か分からない事や、
知りたい事があった時、
その都度参照する!
ような、使い方になる。
よって、予習や復習時に、何か分からない事や曖昧な事や関連している分野で、知りたい!って事があった時に参照し、知識を確認し深めるのが、主な目的である。
まあ、英語の辞書みたいな感じだね。
英単語を単語帳で勉強する人は多いけど、辞書で勉強する人は少ないもんね。
中には参考書で勉強する、っていう受験生もいらっしゃるかと思うが、普通の参考書は、一般的な受験レベルを超えた内容まで載っている事が多いのと、知識同士の関連性などは、一般的な教科書に比べ、他の情報に埋もれ気味になり見えづらい事が多い。ので、あんまりお勧めしない・・・
分からない事や、知りたい事を参照する為に用いるので、
参考書で参照した部分は、
付箋などを貼るなりして、
後日、参照できるようにしよう!
参考書を用いる、という事は、その時知ろうとした事があったからで、あとでその部分を参照して、知識が根付いているかを確認するうえでも、ToDo帳や暗記帳に書いておくなり、参考書の該当部分に付箋しておく事をお勧めする。
一部の例外的な人を除いて、一発で確実に覚えるってのは困難である・・・
図説の使い方
地理や世界史・日本史や生物や化学などの科目では、図説を用いる。
図説の役割は、参考書に近い。
参考書がどちらかと言うと、文章や数式による知識の解説が主であるが、図説では、
実際の色や形など、
ビジュアルに関する内容の解説
が、主である。
生物などのように、生物の形や色などの知識が重要な科目では、参考書より出番が多いかも、しれない。
実際、参考書が無くても、テキストと図説で大体事足りるか、と思う。
使い方は、参考書に準ずる。
のである。勉強時は常にお供にしましょう。
テキストメインの講義は、講義の予習に最大限利用しよう!
テキストより板書メインの講義は、復習に力を入れよう!
参考書や図説は辞書のように使おう!
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ノート・ToDo帳の作り方と利用法(ただ書けばいいわけではない!?)
に続く・・・