新しい受験の形(個別指導の見づらいコスト!?オンライン家庭教師・個別指導のメリット!)

映像授業で勉強中の犬

個別指導の費用の内訳(ハコモノ代が結構大きい!)

 前回は家庭教師に対するオンライン家庭教師・個別指導のメリットで終わってしまったので、続きである!
 よって今回は個別指導に対するオンライン家庭教師・個別指導のメリットである。一応、犬が、召し使いやそのお友達からのヒアリングをしたうえであるが、もしかしたら情報が古いかもしれないので、その面は、御了承下さい。だって昭和の犬なのだ。令和って、何???

オンライン家庭教師・個別指導のメリット2

個別指導に対するオンライン家庭教師・個別指導のメリット

 まずは時間面であろう。特に、忙しい現役生には大きなメリットであろう。校舎まで通う時間が必要なくなる。帰りが遅くなって治安面で不安!?といった心配は無くなる。ここは家庭教師では考えなかったメリットであろう。

 費用的な面でも恩恵があるであろう。
 家庭教師の時と同じく、個別指導も、やはりいくつかの要素が組み合わさる事で決まる。以下に列挙する。

  1. 講師の属性
  2. 指導時間・指導回数
  3. ハコモノ(建物にかかるコスト)

1:講師の属性

 1については、分かりやすいであろう。家庭教師の時と同じである。違うのは、同じ塾や校舎内であれば、講師の属性が大きく異なっても金額が大きく変わら無い点である。ので、大学生講師などがいる塾や校舎ではベテランプロ講師でも報酬単価が大きく変わらない事が多いので、ベテランが「ヤッテラレナイ!」と逃げてしまう傾向にある・・・校舎に属する講師が大幅に報酬単価を上げようと思った時には、他の塾や予備校に移籍する事が多いのだ。ので、ある校舎にいる講師を見ると、おおよそ他の講師の力量も判断できる。逆説的に、個別指導では講師変更を行ってもあんまり改善しない理由の一つでもある。

2:指導時間・指導回数

 2については、家庭教師の時とほぼ同じで、分かりやすいであろう。しいて言うなら、家庭教師の時と比べ「指導回数・指導時間を増やすから、時間単価を下げて💗」っていうのが通用しづらい。単純な掛け算で費用が決まる事が多い。

3:ハコモノ(建物にかかるコスト)

 3については、分かりづらいであろう。予備校で個別指導を受ける時、その費用には予備校側が背負わないといけない全てのコストが掛かってくる。その中でも大きいのがハコモノ代、すなわち家賃、で、ある。
 まあ、ここいらへんは都内の駅前一等地と、ど僻地では全く異なってきてしまうが、ここでは、都内23区のほどほどの駅の駅前といった、ほどほどの一等地で考える。
 計算を楽にする為に、仮に坪単価月1万で100坪のテナントを改修して予備校にしたとする。ちなみに100坪だと予備校としてはちょっと狭い。でも、100坪ってどんな広さなのよ???と御怒りの御仁も多いかと思うが、大体、普通の大きさのコンビニが大体50坪くらいのはずである。狭すぎない広すぎない?コンビニの広さの2倍が大体100坪ぐらいとなる。
 すると月の家賃は100万円である。100坪の校舎でどれだけ生徒を入れるかってのも、映像授業なのか?集団講義なのか?個別なのか?という、やり方次第で大幅に変わるのであるが、個別指導であれば頑張っても最大50人前後ではないかと、思う。但し、ここでは先生1人に生徒複数のような個別は想定外である。明〇義塾みたいなやつね。そっちに関しては、犬はよくワカラン。でもネタを持っているお友達は非常に多いので、そのうちやるかもしれないが。
 仮に、最大50人のハコに実質30人の生徒が来てくれた!と、する。30人なら大成功とまではいかなくてもまあまあ成功であろう。特に医学部予備校なら。
 仮に、月の家賃100万のハコの予備校に30人の生徒がいました。では、純粋に予備校の家賃だけでも生徒が負担しないといけない金額は、幾らか?

100万円÷30人≒3.33万円

 ・・・実際には、予備校としての内装を整えるための費用が最低でも坪単価10万前後かかるであろう。100坪なら最低で1000万以上の改装費がかかる。もちろん居ぬき物件とかだと大幅に変わってくるが。また、住居用の敷金はせいぜい家賃の3か月分ぐらいまでであろうが、予備校の物件の敷金は月の家賃の少なくても6か月分~一年分である。仮に6か月なら600万である。これに関しては何か無ければ戻ってくるので無くなる訳では無いが。

 我が召し使いも一から予備校立ち上げたので、どれだけハコモノにコストが掛かるか身をもって知ってはいるが、ハコモノにかかるコストは最終的には、お客様である御家庭に掛かってくる。先ほどの例である、生徒30人で都内23区駅前で100坪の校舎で共益費などの雑費を含めた、一月当りの生徒一人当たりのハコモノがらみの負担額は、おおよそ、

5万円前後

で、あろう。すんごい概算であるが。
 これに講師に対する報酬や、職員の給与、何気に高い宣伝費と経営側の報酬が上乗せされるのである。それが月々の受講料である。

 もちろん、それが単純に高いとは言えない。受験生や御家庭が払った以上の付加価値を得られれば、それは安いのである。

 オンライン家庭教師・個別指導では、これが掛からないか非常に少ない。もちろんパソコンや通信設備などのコストは掛かるが、犬が知る限り、医学部予備校のハコモノ代と比較すると桁が2桁~3桁違うであろう。他の業界でも言われるが、コストの3割程度が家賃を含むハコモノ代だそうだ。無視できないコストであろう。

メリットのまとめ

 個別指導に対する、オンライン家庭教師・個別指導のメリットであろう事のまとめである。

 こちらは時間と費用である。
 特に、現役生は時間はとても重要だよ!
 当然、大多数の御家庭は、費用も重要よ!
 実は、御家庭の払う学費には多くのコストが乗っかっているのである。分かりやすく大きな部分を占めるのが、家賃などのハコモノのコストである。駅名一等地!など見栄えの良い校舎は、家賃も高いのである。それはダイレクトに学費に反映される。あくまで犬の概算であるが、学費の30%前後はハコモノのコストであろう。
 この分のコストが無くなると、御家庭も利用しやすいであろう、と、犬は思う。長くなったので、デメリットは次回!

既存の個別指導に対する、オンライン家庭教師・個別指導の最大のメリットは、やっぱり費用!ついでに時間!

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に続く・・・

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