勉強はしているようだが、学力が伸びない(勉強に集中しきれていない!?)

受験生を見守る母

スマホの利用や交友関係・マンガなど誘惑は多い

 勉強はしているようだが、学力が伸びない原因の一つである、”勉強に集中しきれていない”である。

 生活習慣の乱れなどでも集中力が落ちてしまうが、これに関しては以前に書いたので、それ以外について書いていく。

 人間、精神状態は結構周りの環境に影響を受ける。思った以上である・・・集中力が途切れる原因も、生活習慣の乱れのような内的要因だけでなく、勉強をしようとした時の環境など外的要因も多い。

対策

 塾や予備校に通い、勉強部屋で勉強をはじめるのはいいのだが、すぐに集中力が切れてしまう・・・原因毎に対策を考察していく。

スマホ対策

 これに関しては今までも散々出てきた。受験勉強の敵!?スマホである。ゲームやLINEや通話着信など、とにかく誘惑が多く、しかも勉強している最中に限って来るのである・・・
 これに関しては、まずはスマホ・ネットの利用は決められた休憩時間・自由時間のみにし、その他の時間は禁止というルールを決めて守らせるなどしないといけない。
 だが、親御様から見て御子息がスマホと共存できそうでなければ、受験が終わるまで、スマホの解約・ネットの禁止が確実かもしれない。やはり強い反抗が予想されるかもしれないが、必要と感じたら、心を鬼にして対応すべきである。

交友関係の改善

 これは以前に書いた通りではあるが、向こうは講義から抜け出すなど結構深刻だが、こちらはそこまで深刻ではないであろう。友人関係は良い面も多いので、いい距離感で付き合えるようなら、あまり干渉しすぎないのも手である。もちろん深刻な状況であれば、強い介入が必要であろう。

勉強時の環境音

 集中力を途切れさせる原因として、”音”が、ある。これに関しては、あまりに過敏に反応しすぎるのはどうかと思われる。すぐそばでテレビの音声なんかが聞こえてしまうのは流石にまずいが。
 実際の受験会場では完全に無音であるという事は無いし、周りには他の受験生もいる。あくまで犬の持論ではあるが、

音に関しては、ある程度までは集中力を切らさないような
訓練が必要である!

と、考えている。受験本番に備えての訓練である。音に関しては、勉強中に音楽を聴くことに関しても、やめた方が良いかと思う。

 ので、自宅での勉強に関しては、勉強しているかのチェックを兼ねて、自分の部屋では無く家族の出入りがあるリビングなどで行う事を勧めている。これに関しては、のちのち書く。

マンガや本などの娯楽対策

 特に宅浪だと、勉強するのが自宅なので周りにマンガや本などの娯楽品があるのが普通であろう。これもスマホやネット同様に、決められた休憩時間・自由時間のみにし、その他の時間は禁止というルールを決めて守らせるなどしないといけない。
 社会性の発達と言う意味では、やはり色々な欲求と共存できるだけの自制心を持つのが一番では、ある。
 だが、どうしても勉強の障害になるなら、受験が終わるまで段ボール箱に封印っていうような手段も考えさせないといけないであろう。

 集中力を維持するっていうのは訓練も必要であるので、可能であれば、集中力を削ぐ刺激から全く隔離してしまうより、刺激と共存しながら集中力を養っていくというのが重要である、と、犬は思う。

集中力が維持できない原因と状況を見極めて、強めの介入するか、見守るかを決めよう!

力技だけでなく、状況に応じて御子息の成長や発達を見守るのも親御様の役割!

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勉強はしているようだが、学力が伸びない(まだ結果に反映される段階まで達していない!?)
に続く・・・

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