苦手な科目だけプロ家庭教師に頼み、後は独学(報酬はいくら！？絶対ダメな付き合い方は！?)

家庭教師とのお付き合いの仕方と、お金の話・・・

　またまた前回からの続きであるが、もし、苦手な科目だけプロ家庭教師に頼み後は独学という選択肢を取った時に掛かる費用の概算と、プロ家庭教師との付き合い方について書いていく。

　苦手な科目だけプロ家庭教師に頼み、後は独学（コスパ最強！？リスクは！？知られたくない裏話も！？）でも書いているが、プロ家庭教師であれば、1コマ2時間の授業に対して諸費用込みで1万円ぐらいがスタートとなって、生徒が受験学年なのか？何らかのトラブルを抱えていたりしないか？で増額していく事が多い。もちろんキャリア数十年のベテランプロだとまたそれで増額していく。
　ここでは医学部受験指導で、生徒側に大きなトラブルを抱えていなければ、大体1コマ2時間の授業に対して1万円～2万円ぐらいからとなる事が多い。ので来て貰う時間に1万を乗じれば大体の報酬額となる。ここいらへんは移動時間や週のコマ数などでもだいぶ変わってくる。ので、あくまで目安である。

　あとはどれだけ来て貰うかだが、なるべく最大限自分で学習を進め、苦手科目の分からない所をまとめて教えて貰い、同時に、進捗管理と受験に必要な情報や戦略を教えて貰う、という最高のコスパで考えると、週1コマ、1か月を4週間とし、4月から12月までの9か月間来て貰うとすると、

1×4×9＝36 (コマ)

となり、1コマ1万円なら年間36万円、1コマ2万円とすると年間72万円である。

　むむっ、結構嵩むな、と思われるかもしれないが諸費用込みの費用で、一般的な集団指導の医学部予備校が300～800万円と比べると5分の1～10分の1程度である。もし、自分の学力にある程度自信があるのであれば苦手科目1科目で来て貰い、最低限のサポートをしてもらうのが最も有効であろう。もし必要になればその時に増コマをお願いすれば良い。
　また、コネでお願いした場合などであれば、報酬額を少し勉強してくれるかもしれない。我が召し使いも基本コネでのみ家庭教師を行っていたが状況に応じて融通を利かせていた。まあ、ここも曲者でトラブルの元になったりするのであるが。

　次に家庭教師との付き合い方だが、これは犬の召し使いの実体験をまとめてみた。のちのちまたどっかの記事に似たような事を書くかもしれないが。

　まずはした方が良い事。

報酬・日時・期間・休講などの連絡期限とペナルティなどの契約はしっかり決めて必ずそれに従う事
掃除・片付けなどはやっておこう

　　もしかしたら、あれっ？と思われる方もいらっしゃるかと思うが、まずは、報酬などの契約にしっかり従う事から。
　これは本当に多いらしい。我が召し使いはコネで家庭教師する事が多いので、契約などの取り決め事に関するトラブルはあまり巻き込まれた事はないのであるが、掲示板経由などで行かれた講師仲間からはよく聞く。特に多いのがドタキャンなどの休みの連絡に関してと報酬額に関してだ。講師仲間の苦悩を、犬が代理で声を大にして言っておきたい。

ドタキャンはやめてくれ！
報酬額を値切るのは契約締結前までにしてくれ！

だ、そうだ。

　掃除・片付けに関しては本当に御家庭によって千差万別である。あまりに掃除がされていない廊下にスリッパ無しで通されるのはちょっと引く。

　次にしない方が良い事。

テレビなどの音量は控えめに
成功報酬や書籍代などの必要経費を除く、追加の報酬は支払わない
基本的に飲食物は不要

　音に関しては、講師側よりも生徒様側が集中できなくなる事があるので。

　トラブルってほどではないが、特にどこかの御家庭の仲介で行く場合などは、追加報酬を頂くと、仲介元の御家庭に気を使わせてしまう事になる可能性があるので、講師の為に良かれと思っても、決められた報酬以上は支払わない方がいいかもしれない。

　これも御家庭側が講師の為に良かれと思ってのお気遣いの結果であろうが、人にもよるが、基本的に飲食物は不要です。「指導が夜間に伸びて先生もお腹が空いているのではないのかしら？」との御厚意である事は間違いないのであるが、例えば犬の召し使いが卵アレルギーだったりとか、そこまでいかなくても辛いものがとても苦手だったりとかしても、たぶん顔を見ただけでは分からないと思う。それ以外にも次の御家庭に移動しないといけなくて時間の無い時もある。でも作って出されると残すのは非常に忍びない・・・決められた報酬以外は、「ありがとう」の一言で十分で御座います、と、犬は思う。