受験生の行動別・問題別の御家庭のサポートのスタンス
実際に、受験生を持たれている御家庭で、全く悩みや問題を抱えていないと言うのは稀であろう。
我が召し使いが、面談や保護者対応で御家庭より、よく相談を持ち掛けられるお悩みを以下にあげる。
- 子供が塾や予備校・勉強部屋に居なく、娯楽施設などに入り浸っているようだ
- 塾や予備校・勉強部屋にはいるようだが、勉強してくれない
- 勉強はしているようだが、学力が伸びない
- 学力は伸びてはいるが、受験に間に合わなそう
- 志望校・志望学部が決められない
ざっくり5つの括りに分けさせて頂いた。学費の問題などは、それ以前の段階として今回は入れていない。受験費用などは、大学受験・医学部受験の選択肢(大学受験を考えたのなら見ておいたおいがいいかも!?〇〇だと一億円超!?)から同カテゴリーの一連の記事を見て頂ければ大体わかる。
ちなみに、悩みや問題は、上に行くほど重症となる傾向にある。
特に1、2は致命傷になる事が多い。早期の強めの介入が必要であろう。・・・対応が遅れたり失敗すると、最悪、受験自体を諦めないといけなくなるような事態となる事も多い。状況、特に友人関係などを調査し、原因を見つけ対策しないといけない。
3に関しては、状況によって対応が変わるが、対応で下手を打つと致命傷になりかねないので、気を付けよう。「何で出来ないのだ!」みたいな発言はほぼ禁句である。世の御父様、気を付けたまえ。世の御母様、旦那様も監視対象である事を重々御承知願いたい。
4に関しては、大学受験か高校受験か中学受験か小学受験か?で、変わってくるが、親御様の度量が試されることが多いかな。犬から言わせてもらえれば、悩みや問題がこの次元ぐらいまで来てくれれば、うまく介入さえできれば、最悪の状況に落ちることは無いな。
5に関しては、ここのサイトを見ている読者様の多くは、たぶん医学部志望の方が多いかと思われるが、ここいらへんは、進路指導経験豊富な予備校のベテラン職員やプロ講師の腕の見せ所ではあるので、しっかり相談すれば、良い解決の糸口を見いだせるかもしれない。逆に言うと、完全に独学を選択した場合は大きな問題になるかもしれない。御子息の将来に期待をするのはいいのであるが、「東京大学以外の大学なら、受かっても行かせない!」みたいな発言もほぼ禁句である。・・・世の御母様、旦那様の暴走を止めるのも役割の一部である事は、ゆめゆめ忘れては、いけない。
もちろん、受験生御本人様の性格や状況にもよっても、悩みや問題の重さや解決の仕方も変わってくるので、次回からは、5つの括りに分けさせて頂いたものを、それぞれどのようにするかを書いていこうか、と、犬は思う。